日本人ゆかりの地と倭城ツアー（専用車）

浦項市内から東海岸へ車で約30分ほど行ったところに位置する九龍浦（クリョンポ）は、今から100年ほど前に日本香川県から移住してきた漁師たちによって栄えた町で、現在はズワイガニを売っている蒸しガニ専門店が軒を連ねており、九龍浦（クリョンポ）市場は、雑貨はもちろん、冬の珍味、浦項の名物クァメギのお店が市場の中に多くあります。浦項の名物クァメギは、サンマやニシンなどの青魚を冷たい冬に凍らせたり、溶かしたりして発酵乾燥させた干し魚です。

100年前、日本の香川県から移住した漁民たちによって栄えられた浦項九龍浦。現在も日本家屋50軒ほどが残っており、2012年、九龍浦近代歴史館の開館とともに、日本家屋が集まっている日本家屋通りも綺麗に整備されました。

韓国代表的な工業団地である蔚山市内に位置する16世紀に加藤清正が築城したお城！ 1597年と1598年に加藤清正らと明・朝鮮の連合軍とのすさまじい攻防戦が繰りひろげられた倭城です。

西生浦倭城は、釜山市と蔚山市の境界に位置し、日本の城郭学で貴重な遺跡とされています。この城は、1592年から1593年にかけて日本軍の加藤清正によって築かれた典型的な日本式城です。僧侶の四溟大師も西生浦城で加藤清正と和解交渉を行ったが、結果はうまくいかず、豊臣秀吉の軍隊による朝鮮侵略である慶長倭乱が勃発しました。西生浦倭城は、標高200メートルの山頂に本城があり、中腹に第2城、山麓に第3城が存在しています。城壁の高さは6メートルで、傾斜度は15度ほどです。本城には桜の木が多く植えられ、桜の名所となっています。

亀浦倭城は釜山の亀山市場の近くに位置しており、小早川隆景によって1593年に建てられた城です。亀浦倭城は洛東江を挟んで金海市竹島倭城とともに戦略的に有利な位置に立地しており、内陸作戦の要衝地として重要な役割を果たしていました。倭城の城壁は比較的よく保存されており、洛東江と金海市が一望できます。

既存の機張竹城里倭城見学は、私有地の問題で亀浦倭城見学に変更させました。