江陵臨瀛館三門(江陵客舍門)
江陵市内に位置する江陵 臨瀛館 三門は、高麗時代に建築された江陵客舍の門です。江陵客舍には臨瀛館をはじめ、いくつの建物がありましたが、1929年江陵公立普通学校を設立しながら、ほとんどの建物は撤去され、高麗時代のこの門だけが残りました。その後、江陵客舍門と呼ばれたこの門は、2014年、江陵 臨瀛館 三門に名称が変わりました。高麗末に建立された江陵客舍門は、現存する門のうち、最も古いものであり、江原道の建築物のうち、唯一に国宝(第51号)に指定されている文化財です。また、鳳停寺 極楽殿、浮石寺 無量壽殿、修德寺 大雄殿と肩を並べられる高麗時代を代表する木造建築物です。
正面の柱間が三間、側面の柱間が二間の切妻屋根の江陵 臨瀛館 三門は、高麗時代の建築物でみられる柱心包様式の簡潔な建築物です。また、復元された臨瀛館の看板は、高麗の恭愍王(1330 ~ 137400)の親筆です。
基本情報 | |
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スポット名 | 江陵臨瀛館三門(江陵客舍門) 강릉 임영관 삼문(강릉객사문) |
住所 | 江原道 江陵市 臨瀛路131番キル 6(龍江洞 58-1) 강원도 강릉시 임영로131번길 6(용강동 58-1) |
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