こんにちは、港町釜山は古くから海の玄関口として大きな役割を果たしていますが、かつての豊臣秀吉による朝鮮出兵第一陣の小西行長らが釜山に上陸し、文禄の役が始まった町でもあります。そのときに築城された倭城が釜山海岸にも何箇所かありますが、洛東江を境に金海市と向かい合っている亀浦にも倭城があります。
倭城は釜山の庶民派市場として、商人や買い物客たちで賑わう亀浦市場の付近に位置しています。















亀浦市場の最寄り駅は、釜山地下鉄2・3号線が交差している徳川(トクチョン)駅ですが、あの地下鉄駅から徒歩でも行ける場所にある亀浦倭城は、標高76メートルの小高い丘の上に2,000平方メートルくらいの小さい規模で、洛東江を挟んだ金海市の竹島倭城の支城として1593年、小早川隆景らによって築城されました。
蔚山(ウルサン)から順川(シュンチョン)まで続く倭城の海岸ベルトのほぼ真ん中の場所に位置している亀浦倭城は、洛東江を中心に内陸作戦の要衝地として、金海市の竹島倭城と上部の梁山市の狐浦倭城と共に戦略的に有利な場所に位置していた城でした。






釜山地下鉄2・3号の徳川(トクチョン)駅10番出口を出て500メートルくらい直進しますと、南海高速道路が走る高架道路が見えてきます。そこの下をくぐって右角の坂道を登ると右手に九龍寺というお寺があり、あのお寺の裏山に倭城があります。



倭城の城壁は比較的にきれいに保存されており、畑がある城の上からは洛東江と金海市が迫りますね。
亀浦の見どころである亀浦市場と亀浦倭城を見学し、地下鉄3号線の徳川(トクチョン)駅から終点の大渚(デジョ)駅まで移動すれば、釜山金海軽電鉄に乗り換えることもできますので金冠伽耶の王都・金海市と金海国際空港までアクセスもできます。
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金海市
金官伽耶の都・金海(キメ)市は、釜山の北に隣接しており、釜山のベッドタウンであり、釜山の空の玄関である金海国際空港もあって釜山とは切り離せない町です。釜山の陰に隠れた形の金海市ですが、実は歴史的にも重要な場所です。日本でも放映されたドラマ「金首露(キム・スロ)」。金海市はこの金首露王の降誕伝説があり、昔、伽倻国が栄えた所と言われています。
実際に市内のあちこちから古墳や遺跡が発掘されています。見所としては、金首王陵や発掘品を展示した国立金海博物館、大成洞古墳博物館、また、金海天文台があります。
スポット名 | 亀浦倭城 クポウェソン / 구포왜성 |
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住所 | 釜山市 北区 徳川洞 山93番地一帯 부산 북구 덕천동 산93 |
電話番号 | 051-309-4062 |
詳細情報 | 1972年6月26日 釜山市記念物第6号 |
交通 | 釜山地下鉄2号線の徳川駅10番出口から徒歩20分ほど |
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