金冠塚
金冠塚
概要

金冠塚は、新羅時代に作られた大型古墳であり、新羅の金冠が初めて発掘された。金冠塚からは、国宝の金冠や、多くの金製品や玉類などの副葬品が出土された。現在、金冠塚は観覧できる展示空間として使われている。

慶州市大陵園の天馬塚から車道を一つ隔てて位置する慶州市 路西洞古墳群にある金冠塚は、500年前後に築造された新羅王または王族及び貴族と推定される大型の古墳であり、新羅のイサジ王の墓であると考えられています。

金冠塚には、「尒斯智王、イサジワン」という人物に関連する剣や銘文が2013年に見つかり、その墓であることがほぼ確定されていますが、彼の身分や性別については議論があります。

1921年、新羅の華麗な金冠が最初に発掘された金冠塚

金冠塚は、慶州の象徴のような新羅の金冠が初めて出てきて、「金冠塚」という名前が付けられました。大陵園古墳、いや、今まで発掘された新羅の積石木槨墳の中で唯一被葬者の名前が確認された古墳です。

金冠塚の内部

金冠塚内からは、韓国で初めて発見された金冠である国宝第87号の金管及び金製冠式、国宝第88号の金製腰帯など4万点余りの遺物が出土しました。金冠と金製腰帯のほか、金製冠帽、金製冠式、金製ブレスレット、金製指輪、金製イヤリング、金銅靴、ガラス杯、青銅製草斗などの副葬品が一緒に発見されました。

装飾に使われた曲玉などの玉類は3万点以上見つかり、使用された金の総量は7.5kgに及びます。出土された遺物はすべて国立慶州博物館が所蔵しています。

この古墳は、1921年9月に家屋工事中に偶然発見され、1921年9月に日帝時代に行った最初の発掘以来、2015年3月から国立中央博物館と国立慶州博物館によって再度掘り起こされました。

発掘調査後には、天馬塚のように墓の内部を観覧できるように保存展示空間が設けられ、墓の北側の空き地には新羅古墳情報センターを建立しました。

新羅古墳情報センター

現在、金冠塚は映像を含めて内部を観察することができる施設として活用されています。

店名金冠塚・クムグヮンチョン
금관총
住所慶尚北道 慶州市 鳳凰路15
경북 경주시 봉황로 15
時間09:00-18:00
観覧料金冠塚 / 新羅古墳情報センター
大人3,000ウォン
青少年2,000ウォン
子供1,500ウォン
行き方慶州市外バスターミナルから徒歩約15分(900メートル)
※上記の記事は取材時点での情報を元に作成しています。 現地の事情によって今とは内容が異なる場合がありますので、ご了承ください。
作成者
Park Bogyu
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