F1963 TERAROSA水営店

こんにちは、釜山海雲台のセンタムシティから車で北へ5分ほど行ったところに釜山で話題になっている人気カフェTERAROSA水営店があります。韓国所々に多様な支店を持つ江原道のコーヒーブランドTERAROSAは、釜山にも上陸して古い鉄のワイヤー工場をリノベーションした複合文化空間のF1963内に位置しています。

F1963 TERAROSA水営店

カフェTERAROSAは各支店によって用いるコンセプトか異なりますが、ここは、以前、鉄ワイヤーを生産してきた工場だけに、天井と仕切り壁はワイヤーで施されているうえに、ワイヤー巻取り用のドラム、鉄板を使った素敵なバーテーブルと多様な椅子など、当時に工場で使っていた道具や素材を最大限に活かして作ったユニークなカフェです。　

美味しいコーヒーはもちろん、異色的な空間も楽しみたい方々にお勧めです。

F1963とは…

F1963は、ワイヤーを作る釜山企業である高麗製鋼の水営工場をリノベーションして完成した複合文化空間です。

1963年から約45年にかけてワイヤーを生産していた高麗製鋼の水営工場は、2008年以降稼動が停止され、長い間にかけて倉庫として使われましたが、2014年に開催された釜山ビエンナーレ特別展を皮切りに、2016年、釜山ビエンナーレ展示場として使われて文化空間として生まれ変わることになりました。

Fは工場を意味するFactoryの略であり、1963年はこの高麗製鋼水泳工場がオープンした年度を表しています。

F1963には、 カフェテラロッサ以外にも、中古書店イエス24、F1963図書館、国際ギャラリー釜山店、チェコの伝統ビールと料理が味わえるPraha993などがあります。