慶州南山は慶州市内の南側に位置し、新羅時代の仏教文化を鑑賞することができる重要な遺跡です。この山は南北8km、東西4kmの範囲に180余りの峰と40余りの谷が広がっており、100余りの寺跡や80余りの石仏、60余りの石塔など多くの仏教遺跡が点在しています。現在は、12個の宝物として弥勒渓谷石仏坐像などが存在します。特に南山にある三陵渓谷摩崖石家如来坐像は高さ7メートル、幅5メートルで、最も大きな石仏として知られています。2000年に世界文化遺産に登録された南山は、数多くの仏教遺跡と美しい自然景観を持ち、ハイカーや登山者に人気です。