秋の夜、釜山のランドマークである「広安大橋」を背景に繰り広げられる「釜山花火大会」が9日午後7時から開催される。今年は花火ショーの開始時間を昨年より1時間延長し、広安大橋の上で打ち上げる花火の量も20%増やす。
釜山市観光マイス局のパク・クンロク局長は、「花火ショーが終わった後、観覧客がもう少し余裕を持って帰宅できるように、以前より1時間早く開始する」と話した。
今年の花火大会は、広安大橋をより際立たせる計画だ。広安大橋の上で打ち上げる花火の量をトレーラー14台分から17台分に20%以上増やす。釜山市の関係者は「広安大橋の上空で花火が集中的に打ち上げられる様子を鑑賞できるだろう」と話した。
長い広安大橋に沿って波のように連続して花火を打ち上げる「ウェーブ花火」も壮観になると釜山市は伝えた。
パラシュート花火」も国内初公開される。夜空にパラシュートのように広がる後、ゆっくりと落下する様子を演出する。
釜山花火大会の人気は今年も熱い。広安里(クァンアンリ)白浜の真ん中に設置した1万4000席の有料席は先月中旬にすでに完売した。釜山市の関係者は「昨年(8000席)より6000席を増やしたにもかかわらず、予約が1ヶ月も経たないうちに完売した」と話した。
外国人観光客の関心も高く、1万4000席のうち5000席(36%)を外国人が予約したという。
オンライン中古取引サイトには、高いお金を払ってでも席を確保しようとする市民が集まっている。10万ウォンのR席が20万ウォンで取引されたケースもある。
光安里(クァンアリ)海岸のほか、花火を見ることができる海雲台(ヘウンデ)の椿島(ドンベクソム)、イギデなどにも観客が集まることが予想される。釜山市の関係者は「全体観覧客が100万人を超えると思われる」と話した。
これに伴い、釜山市は公務員など安全要員6700人を広安里一帯に配置する計画だ。はしごの上に登って高い位置から人混みを管理する「高台警察官」も10ヵ所に投入する。
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