釜山の「古い未来」影島(ヨンド)が浮かび上がる。造船所や工場などを改装したカフェや白雲文化村には「釜山の素顔」を見ようとする観光客が集まる。海雲台(ヘウンデ)や広安里(クァンアンリ)など東釜山に集中している釜山の観光地形が、影島を皮切りに元都心と西釜山に広がるか注目される。
影島(ヨンド)に観光客が集まる代表的な理由として「話題のカフェ」が挙げられる。実際、影島区のカフェを含む休憩飲食店は2019年244店、2020年254店、2021年281店、昨年303店、今年317店と着実に増えた。カフェや飲食店の閉店が相次いだパンデミックの時期にも爆発的に増えた。2016年にオープンした「シンギ産業」を皮切りに、奉來山(ボネサン)近くの「カリン」と東三洞(トンサムドン)の「ピアク」、ムルヤンジャンの「モモスコーヒー」、東三洞(トンサムドン)の「385」などの大型コーヒーショップが入り、現在の「カフェ王国ヨンド」が誕生しました。
観光客の足が続くと、ホテルも続々と誕生した。影島(ヨンド)で最も多い380客室を備えた4つ星ホテル「ラバルスホテル」が2019年にオープンした後、2021年に5軒、昨年1軒がオープンした。特にラバルスホテルは、MZ世代が原都心と海を同時に眺める客室で写真を撮るホットスポットとして有名だ。
影島区は機会と危機が共存する場所だ。観光地にとどまるか、海雲台(ヘウンデ)や 広安里(クァンアンリ)に匹敵する原都心の代表的な観光地として浮上している。
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