「2024釜山ビエンナーレ」が8月17日に開幕し、10月20日まで65日間の大長征に入った。 「闇から見る」(Seeing in the Dark)をテーマに、全世界36ヶ国で62チームの作家78人が参加している。
展示場は釜山現代美術館、釜山近現代歴史館、ハンソン1918、チョリャンジェなど4カ所だ。展示以外にも ▲海賊パネル ▲海賊カーニバル ▲サウンドプロジェクト ▲アーティストトークなど、様々なジャンルと組み合わせたコラボレーションプログラムが展開される。
展示監督はベラ・メイ、フィリップ・フィロットの2人が共同で担当した。ベラ・メイ(Vera Mey, 36)はニュージーランドのテトゥヒ(Te Tuhi)アートスペースのキュレーターだ。オークランドのパクランガに位置するテ・トゥヒは、ニュージーランド最高の公共現代美術ギャラリーとして知られている。
フィリップ・ピロッテ(Philippe Pirotte, 51)は、米国UCバークレー美術館のシニアキュレーター、ドイツ・フランクフルト・シュテーデルシュレ美術史学教授として在職中。
今年の釜山ビエンナーレは大韓民国美術祭り(9月1日~11日)という共同タイトルで「光州ビエンナーレ」、「ソウルアートウィークなどと連携して運営される。
史上初めて今年の釜山ビエンナーレを8月に前倒しして開幕したのは、ホリデーシーズンの家族単位の観覧客を積極的に誘致するためだという。
先月16日、釜山現代美術館の屋外特設ステージで開幕式が開かれた。この席にはパク・ヒョンジュン(朴亨俊)釜山市長とカン・ギジョン(カン・ギジョン)光州市長が出席し、光州と釜山のビエンナーレの成功開催を祈願した。今年の光州ビエンナーレは9月7日から12月1日まで開催される。
今年4月、文化体育観光部と釜山・ソウル・光州市は共同で大韓民国美術祭を開催することになり、その一環として展示期間中、釜山・光州ビエンナーレの入場券を30%割引した統合入場券を販売する。
2024 釜山ビエンナーレポスター
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