海洋水産部は、7月の灯台に釜山広域市海雲台区に位置する「青沙浦港東防波堤灯台」を選定したと30日明らかにした。
2008年に設置されたこの灯台は、5秒間隔で明かりを点滅させ、青沙浦港に入・出港する船舶の安全誘導の役割を果たしている。
灯台が位置する青沙浦(チョンサポ:청사포)は海雲台(ヘウンデ:해운대)と松亭(ソンジョン:송정)の間に位置する小さな浦口で、赤と白の灯台が一対を成しており、景観が美しく、周辺の名所が多く観光客で賑わっている場所である。
近くの青沙浦タリットル展望台は高さ20m、長さ72.5mで海に向かって伸びており、海岸景観と日の出、夕日の自然風景を鑑賞できる場所である。また、東海南部線の旧鉄道施設を環境に配慮して再開発した海辺列車に乗れば、海雲台(ヘウンデ:해운대)尾浦(ミポ:미포)から青沙浦(チョンサポ:청사포)、松亭(ソンジョン:송정)に至る4.8㎞の区間を通り、美しい海岸の絶景を楽しむことができる。
チョンサポ(青沙浦)は東海の冷たい海水と南海の暖かい海水が合流する地点で、品質に優れた海苔で有名だ。強い潮流で海苔がよりしっかりと育つため、歯ごたえと香ばしさ、旨味など複合的な風味が絶品である。
一方、海水部は今月の灯台を訪問したり、旅行レビューを書いた旅行者の一部を年末に選定し、美しい灯台の記念品と50万ウォン相当の国民観光商品を贈呈する予定だ。
詳しいイベント参加方法などは国立灯台博物館ホームページの「灯台と海」で、灯台周辺の観光情報は海雲台区文化観光ホームページで確認することができる。
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