韓国で最も大きな楼閣建築物である慶会楼に登り、古宮の趣を感じられる場所が設けられる。
国家遺産庁の宮陵遺跡本部は29日、来月8日から10月31日まで、水~日曜日に景福宮·慶会楼を見学できる特別観覧を実施すると発表した。
国宝の慶会楼は勤政殿の西北の池の中に建てられた建物だ。
建物の名前は「めでたい集いのための楼閣」という意味を含んでおり、王が臣下たちと一緒に宴会を開いたり外国の使臣を接待する場所として使われた。
日照量が多いときは祈雨祭を行うなど、国家的な行事にも使用された。
特別観覧に参加すれば、慶会楼内部のあちこちを見学することができる。
普段出入りが統制される2階に上がると、東には景福宮の荘厳な殿閣が、西には秀麗な仁王山の姿が一望できる。
特別観覧は午前10時·午後2時·午後4時など一日3回行われ、1回当たりの定員は30人だ。
来月1日午前10時から、宮陵遺跡本部のホームページで予約すればよい。
法定休日と秋の宮中文化祭典期間、酷暑期の7~8月には特別観覧をしない。

景福宮慶会楼の全景
[国家遺産庁宮陵遺跡本部提供]
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