釜山の古き歴史が感じられる東萊は、かつてから釜山を東萊邑と呼んだことからも歴史的にも重要な場所です。東萊区の中心となる山には東萊邑城があり、1592年の文禄・慶長の役の際にはここで日本軍との激戦が繰り広げられました。その時、戦死した将軍及び兵士の魂は忠烈祠に祀られています。
東萊はまた、古くから温泉地としてもよく知られています。虚心庁やホテルなどの大型温泉施設の他にも街には東萊スパシティー、東萊スパトピアという足湯があって誰もが気軽に温泉を楽しめます。
温泉地から山の方へ向かうと金剛公園があり、ここから金井山に上がるケーブルカーがあるので、時間があれば登ってみるのもいいでしょう。金井山城にもつながっています。
社稷野球場はプロ野球ロッテ・ジャイアンツの本拠地で、シーズン中には多くの野球ファンが集まり、ロッテならではの独特な応援文化が見られます。東萊の食べ物といえば真っ先に思い出されるのは何と言っても東萊パジョンでしょう。東萊に来たらぜひ食べてみたい料理ですね。
観光スポット→ 虚心庁、忠烈祠、東莱市場、金剛公園、釜山海洋自然史博物館
グルメ→ 東莱ハルメパジョン
祭り→ 東莱邑城歴史祭り