聖德王陵
聖德王陵

こんにちは、慶州(キョンジュ)からウルサン(ウルサン)へ向かう7番国道沿いに新羅第33代の聖德王(702~737)を祭った聖德王陵と聖德王陵龜趺があります。聖德王は、世遺遺産・仏国寺石窟庵をつくった新羅35代の景徳王の父王に当たり、国立慶州博物館の庭にぶら下がっている聖德大王神鐘も景徳王が父王の聖德王を供養するために作られたものと伝わっています。

吐含山の西にある兄弟峰の東南丘陵部のはずれに位置する聖德王陵は、周り46 メートル、直径14.5 メートル、高さ4.5 メートルほどの古墳であり、古墳の下部を面石でめぐらせ、面石の外側に三角形の台石を使い古墳を支えています。三角形の台石の間では四角の石のうえに武器を持ち、甲冑を着ている116 センチほどの十二神将の石像が立ています。

王陵の周囲には四獅子石、 文人石などがあり、少し離れている場所には石碑を立てた頭上のない聖德王陵龜趺のみが残っています。

基本情報
スポット名 聖德王陵/聖德王陵龜趺
住所 慶尙北道 慶州市 朝陽洞 山8
경상북도 경주시 조양동 산8
指定 史跡第28号
※上記の記事は取材時点での情報を元に作成しています。 現地の事情によって今とは内容が異なる場合がありますので、ご了承ください。
作成者
Park Bogyu
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