感恩寺址

感恩寺址

東海岸から攻め込んでくる倭寇から新羅を守ろうして建立されたお寺

 感恩寺址の3重の石塔

新羅は高句麗と百済を破り、三国統一(668年)を成し遂げた新羅の第30代の文武王が新羅を倭寇から守るために鎭国寺を創建しようとしましたが、完成を目の前にして病でなくなりました。その子であった神文王が父王の偉業を称えるために鎭国寺を感恩寺という名に改めて父王がなくなった次の年てある682年に統一国家としての威容を見せ付けるためにこれまでなかった双塔一金堂伽藍様式の3重の石塔の寺院として完成しました。

感恩寺址

感恩寺址の3重の石塔

文武王が眠っている東海の文武大王陵から車で約1.7キロほど離れている感恩寺址は、文武王が新羅を守るため海龍に生まれ変わったという伝説が伝わっており、東西に立ち並ぶ高さ13.4メートルの石塔と、石床の本堂、船着き場などが残っています。

石床の本堂

本堂

船着き場

基本情報
スポット名 感恩寺址
住所 慶尙北道 慶州市 陽北面 龍堂里 55-1
경상북도 경주시 양북면 용당리 55-1
時間 自由
休業日 なし
入場料 無料
詳細情報 統一新羅の初期の寺址 史跡第31号、感恩寺址3重石塔 国宝112号
※上記の記事は取材時点での情報を元に作成しています。 現地の事情によって今とは内容が異なる場合がありますので、ご了承ください。
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