慶州市の歴史遺跡は、ユネスコ世界文化遺産に登録されており、5つの地区に分けられています。慶州歴史遺跡地区は、これら5つの地区を総称しています。
南山地区は、新羅仏教美術の宝庫であり、37の宝物と多くの史跡があります。月城地区は、新羅1000年王朝の宮殿跡があり、鶏林や月池(東宮、臨海殿址)などがあります。大陵苑地区は、新羅の王や王妃、貴族の古墳群の分布地域であり、史跡や古墳群が多数存在しています。皇龍寺地区は、新羅仏教の真髄であり、皇龍寺や芬皇寺石塔があります。山城地区は、王京の防御施設の核心であり、明活山城が含まれています。
慶州歴史地区は、新羅時代の優れた仏教遺跡と生活遺跡が集中的に分布しており、新羅の歴史や文化を伝える重要な場所として知られています。
慶州歴史遺跡地区の地図
- 東宮と月池(雁鴨池)
新羅王宮の月城の隣に位置する宮殿であり、新羅最大の人工池新羅王宮である月城の北東に隣接している「月池(ウォルチ)」は、674年、三国統一を成し遂げた文…
- 慶州路東里・路西里古墳群
慶州市外バスターミナルから徒歩10分ほどの場所にある慶州路東里・路西里古墳群は、綺麗に整えている大陵苑(テヌンウォン)と違い、こんもりとした小高い丘の…
- 校洞法酒
慶州校洞韓屋村に位置する名所、校洞法酒。崔氏家系から代々伝えられる家庭醸造の酒であり、色は透き通る黄色で、穀酒特有の旨味と酸味、淡麗な風味がある。