草梁ミルミョン

KTX釜山駅の近くにあるミルミョン専門店 

ソウルと釜山を2時間40分ほどで結ぶKTX釜山駅の近所には、中華料理が食べれる上海通りやテジ（豚）カルビ通りなどの釜山地元の人々が利用する食堂がたくさんありますが、その中でも夏の釜山名物とも言える冷たい麺料理、ミルミョン有名店が釜山地下鉄1号線の釜山駅7番出口を出たすぐのところにあります。

ミルミョンは、一般的な冷麺と違い、小麦粉を材料とした麺で作った冷たい麺料理のことで、朝鮮戦争が勃発した1950年以降、お手頃な値段で食べれる庶民的な料理として人気を集め、現在は釜山を代表する夏の料理になっています。 ミルミョンにはきゅうりの細切りと豚肉1切れ、ゆでたまごの切り身1枚がのっています。

釜山市内には、ミルミョンだけを調理する有名店がいくつかありますが、多くの旅行客が往来するKTX釜山駅の近くにある草梁ミルミョンは、ムルミルミョン、ビビンミルミョン、ワンマンドゥの3つのメニューしかないので、電車の時間に追われる急ぎの旅行者も素早く食事を済ませて電車を利用することができます。また、こちらの店は、夏はミルミョンを主に出していますが、夏シーズンが終わったら包丁で切っ た暖かい麺料理「カルグクス」メニューもあります。  テーブルに座るとミルミョンの定番の肉出汁が入ったヤカンが運ばれてきますが、暖かい肉の出汁を一杯いただくうちに丸くてシンプルで可愛らしいミルミョンがテーブルの上に置かれます。コシのある麺をハサミで1、2回切り込みを入れて食べやすくし、お酢や辛しを好みで加えて味を整えた後、かき混ぜて頂くと涼しげなミルミョンが楽しめます。  

ワンマンドゥ（王饅頭） この店の一人前のワンマンドゥ（蒸し饅頭）は、6個になっていますが、サイズは大きくて、食事の代わりにこれだけを食べに来る客もかなり多いそうです。饅頭の皮は薄くて中の肉餡はたっぷり入っていて、醤油ダレをつけて食べると食べ応えがあり、美味しいです。 真夏に釜山を旅行する皆さん！　夏の釜山名物、涼しげなミルミョンを食べて夏の街釜山を楽しんでみませんか

行き方：釜山地下鉄1号線「釜山駅」7番出口を出て、そのまま直進し、左側にLAプッチャンドン純豆腐、KB銀行が見えてきたらその先の左側にお店があります。