「チュンムキムパッ」は、韓国に数多くあるキムパッ(海苔巻き)屋さんの中でも独特の味が自慢である食べ物。
韓国の一般のキンパッ(海苔巻き)とは違って何の味も付けてない生海苔の上に白ご飯だけをのせて人差し指の大きさで巻いた海苔巻きにコチュジャン味とからまったかまぼことイカ、食べやすい大きさに切った大根キムチ(カクテキ)と一緒に食べる。
韓国の南海(ナムヘ)にある忠武港(チュンムハン)にちなんで名付けられた「チュンム(忠武)キンパッ」が韓国全国に広く知られ始めてのは、80年代の初めごろだが、その歴史は古い。
釜山と麗水を結ぶ海上中心地だった忠武(現在は統營市(トンヨン)と呼ぶ)市の旧忠武旅客船ターミナル釜山と麗水に行き交う人々だけではなく、忠武周辺の島々に行き交う人々の往来が頻繁だった。
それで、甲板の船首辺りには船に乗る乗客を相手に食べ物とのり巻きを売る行商たちが多かった。初めは一般ののり巻きを売ったが、日ざしが強い日の統営ではのり巻きはすぐいたんってしまうのでご飯とおかずを分離して売り出したのが現在のチュン(忠武)キムパッの由来になる。
今日紹介するキンパッ屋(海苔巻き屋)は、チュン(忠武)キムパッだけを専門にするお店で一人前が5,000ウォン。南浦洞の映画館通りの中に位置しているので探しやすい場所にある。
基本情報 | |
店名 | ナムポチュンムキムパッ |
住所 | 釜山市中区南浦洞3街4-1 부산시 중구 남포동3가4-1 |
電話番号 | 051-246-3435 |
メニュ | チュンムキムパッ 5,000ウォン |
最寄り駅 | 釜山地下鉄1号線のチャガルチ駅(자갈치역)から徒歩10分ほど |